イタリアの公共交通機関には、電車・バス・トラムといった日本と同様の物があります。
基本的には、乗車方法は日本と同じですし、定期券などもあります。
特に都市部では、公共交通機関がたくさんあり便利ですが、改札や切符売り場が無かったりします。
なので、無賃乗車できそうですが、見つかると罰金が€50前後取られますので、必ず切符を買って乗車してください。
そこで、今回は、改札や切符売り場が無かったりした際の、対処法をご紹介します。
【こんな人に読んでもらいたい】
イタリアの公共交通機関の乗り方を知りたい人
イタリア観光の際の注意点を知りたい人
切符売り場以外での切符購入場所
大きい駅には、切符売り場や券売機がありますが、どちらもない駅もあります。
「Tabacchi」と書かれた店で購入する
イタリアの街を歩いていると「Tabacchi」と書かれたバーをよく見かけると思います。


ここでは、コーヒーや軽食も売られていますが、宝くじや切符の販売もしています。
それ以外にも、収入印紙の販売、携帯電話のトップアップなど色々な事ができます。
駅や停留所に切符売り場が無い場合は、まずこの「Tabacchi」と書かれた店を探してみましょう。
恐らく、駅や停留所の近くに1店舗はあると思います。
切符はイタリア語で「Biglietto/ビリエット(単数形)」「Biglietti/ビリエッティ(複数形)」です。
簡単な言い方の例として下記を覚えておくと便利です。
「un biglietto per ○○(行先) per favore./ウン ビリエット ペル ○○ ペルファボーレ」
(○○(行先)へのチケット1枚お願いします)
2枚切符を買う際は
「due biglietti per ○○(行先) per favore./ドゥエ ビリエッティ ペル ○○ ペルファボーレ」
(○○(行先)へのチケット2枚お願いします)
イタリア語は、複数形になると語尾が変わります。
チケットを買う際の言い方はたくさんありますが、恐らく上記の言い方が一番簡単だと思います。
イタリア語も日本語と同じく、母音で終わる言語なので、割とそのままカタカナを言えば通じます。
最悪「ビリエット/ビリエッティ」と「行先」を言えば通じます。
駅や停留所の近くにある喫茶店で購入する
駅や停留所の近く「Tabacchi」と書かれた店がない時、密かに切符を売っている場所は、駅や停留所の近くにある喫茶店(ちょっとしたレストランの場合もあります)で、切符を販売していたりします。

特に、何も書かれていないので、知っていなければ見つけられません。日本人からすると、ちょっと不親切に感じますよね。
まず最初に「Tabacchi」と書かれた店を探してみますが、それが見つからない場合は、喫茶店に入って聞いてみてください。
車内で購入する

これは、あまりおススメしませんが、乗り遅れそうなときや、「Tabacchi」のお店も喫茶店も、全く見つけられなかった場合、車内で購入することが可能な路線があります。
ただし、この路線は、多少長距離の電車になります。
東京の電車のイメージで言うと、山手線など都心部の路線ではなく、埼玉、神奈川、千葉まで行くような路線だと思って下さい。
ミラノで言えば、地下鉄ではなく、地上を走るミラノ市を超える路線では、車内で切符購入が可能な場合があります。
注意点としては、いつも買えるわけではなく、多少割高になりますし、車掌さんによっては、罰金対象とみなされる可能性があるので、あまりおススメはしません。
改札が無い場合
ミラノやローマの地下鉄の駅には、ほとんど改札が付いておりますので、切符を改札に通せばいいのですが、場所によっては、改札がない駅もあります。
刻印がされていないと、切符を持っていても無効となって罰金対象になる可能性がありますので、乗車する際は、必ず刻印をするようにしてください。
駅や車内にある小さい機械を使う
バスやトラムは、日本と同様に車内に小さい機械があるので、そこに切符を入れると刻印してくれます。
機械によって、表向きか裏向きかがあるので、入れて刻印されてなかったら、裏返しにして再度トライしてみてください。
機械が前の方にしかなくて、人が多いと行きづらかったりしますが、必ず刻印するようにしてください。
バスやトラムの停留所には、割と取り締まりされる事が多いので、刻印されていないと罰金を払うことになります。
駅の場合は、ホームに小さい機械があります。


この機械、場合によっては反対ホームにしかない時もありますので、その際は少し面倒ですが、一旦反対ホームに行って、刻印してから、乗車してください。

刻印すると、裏面に写真の様な縦ラインで数字や文字が入ります。
これが無いと、切符を持っていても無賃乗車となりかねないので、機械に入れた後、ちゃんとこのラインがあるかどうか確認しましょう。
自分で日付を書く
時々バス・トラムの機械が壊れていて刻印できない時があります。
また、電車内には基本的に刻印する機械はありません。
この時は、正直困るのですが、最終手段として、自分で切符に日付を書いてください。
これは、以前車掌さんに教えてもらった方法ですので、どうしでも刻印する機械が無い時は、この対応をしてください。

表でも裏でも余白のある所で大丈夫です。
イタリアでは日付は「日/月/年」です。日付の他にどこからどこに行くのか、駅名を書くとより安全です。
【記入例】
24/05/2020 Milano centro → Milano Garibardi
(2020年5月24日 ミラノセントラル駅→ミラノガリバルディ駅)
バカ正直の様に見えますが、これをしていないで、取り締りに会うと、罰金を払う事になりかねません。
罰金は、€50前後(6,500円程度)するので、絶対に数百円の切符代を払った方がいいですよね。
尚、罰金の額は都市や州によって異なりますので、もっと高い可能性もあります。
まとめ
イタリアの都市部では、公共交通機関がたくさんあり、便利ですので、使用する機会もあるかと思いますが、日本よりも券売機や改札などが整備されていません。
何も無い駅も多くあり、無賃乗車ができそうな雰囲気がありますが、これは絶対にしないでください!
取り締まりに会えば、罰金を払う事になりまし、そもそも無賃乗車はいけないことですからね。
