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【2024年最新情報】ベネチアの入場料について|対象者・金額・支払い方法は?

【2024年最新情報】ベネチアの入場料について|対象者・金額・支払い方法は?
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ベネチアはご存知の通り、観光地としてとても人気の場所です。

年間約2000万人以上の観光客が訪れるそうです。

そんな人気の場所ですので、近年は観光客の増加の影響で街が汚いという事が問題になっています。

ユネスコの世界遺産にも認定されているヴェネツィアですが、2023年7月にユネスコから「危機遺産」への登録の勧告を受けました。

その理由として「オーバーツーリズム」「気候変動への対策が不十分」という点でした。

これを受け、ベネチアでは、今後ベネチアへの「入場料」をとる方針を固めました。

そこで今回は、ベネチアの入場料について、2024年4月から試験導入が始まりますので、詳細を見て行きたいと思います。

【こんな人に読んでもらいたい】

  • ベネチアの入場料について知りたい人
  • ベネチアに観光に行く予定の人
  • イタリアに観光に行く予定の人

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ベネチアの入場料導入目的

冒頭で書いた通り、ベネチアには多くの観光客が訪れており、環境問題などが深刻化しています。

入場料は、混雑を減らし、長期の訪問を促進し、住民の生活の質を向上させることを目的としています。

尚、入場料の支払いが必要な場合は、対象日に日帰りでベネチアを訪れる人です。

日帰り旅行者でも、午前8時30分から午後4時までのピーク時間帯に適用されます。

つまり、ディナーやコンサートのためにヴェネツィアに来る訪問者は料金を支払う必要がありません。

また、ベネチアに1泊など宿泊する際は、入場料の支払いの必要はありません。

2024年現在は、ベネチアの入場料は、日帰りでかつ午前8時30分から午後4時までの間に訪れる人のみが支払いの対象となっています。

尚、本格導入される2025年以降は、対象が変更となる可能性はありますので、ご注意下さい。

対象時期

2024年は試験的段階として、2024年4月~7月の週末など計29日間が対象となっています。

対象日以外に訪れる際は、支払いは不要です。

4月 25日
26日
27日
28日
29日
30日
5月 1日
2日
3日
4日
5日
11日
12日
18日
19日
25日
26日
6月 8日
9日
15日
16日
22日
23日
29日
30日
7月 6日
7日
13日
14日

基本的に、土日に支払いが必要になります。

対象者

対象者は、日帰り観光客です。

宿泊をする観光客、通勤者、学生などは、免除になります。

ベネチアに住んでいる方・ベネチア出身の方(実家がベネチアの人)も免除です。

料金

入場料は、€5です。

ただ、今後試験等を踏まえ変更になる可能性はあります。

支払い方法

オンラインでの支払いとなります。

既にオンラインページが開設されています。comune di venezia

英語でも閲覧できますので、対象となる方は、チェックしてみて下さい。

①comune di veneziaのHPにて、「Payment of the fee」をクリックします。

ベネチア入場料・支払い方法①

②カレンダーにて日程を選択します。

ベネチア入場料・支払い方法②

③訪れる人数を入力します。1人€5です。

ベネチア入場料・支払い方法③

④名前・メールアドレス・電話番号を入力します。

ベネチア入場料・支払い方法④

電話番号は、日本の国番号「81」が選択できますので、日本の電話番号を登録できます。

ベネチア入場料・支払い方法⑤

⑤支払は、クレジットカードかPayPalに対応してます。

ベネチア入場料・支払い方法

支払いが完了すると、ORコードが送られて来るとの事です。

そのORコードは、ベネチアにてチェックされた際に必要となりますので、必ず所持するようにしておいてください。

子どもは対象?

14歳未満の未成年者は、無料です

念のため、年齢確認ができる書類(パスポートやID等)を持っておきましょう。

入場料は主に何に使われるの?

冒頭に書いた通り、ベネチアは近年ゴミ問題に直面しており、毎日3交代制で清掃員が掃除をしても、一夜過ぎるとゴミが溢れてしまっているような現状にあります。

また、ベネチアには毎年何百ものクルーズ客船がヴェネツィアの港に立ち寄りますが、クルーズ船の客は、数時間程度ベネチアに滞在するだけで、また別の目的地へと向かっていきます。

そのため、大量の人が一気に短時間に訪れ、街が汚くなってしまうなどの問題もあるようです。

今後導入される入場料は、主にベネチアの歴史的な旧市街の維持とより高度な清掃をするためが理由とされています。

【ベネチア観光|最新情報】入場料€5が2024年から試験的実施へ|誰が払うの?子どもは?

まとめ

ベネチアの入場料の本格導入は、2025年との事です。

そのため、2024年4月~7月は試験導入として、繁忙期や週末に適応されています。

この試験導入後、また変更点が出てくる可能性はありますので、ご留意ください。

  1. 2024年4月~7月の29日間で導入
  2. 1人€5
  3. 14歳未満は無料
  4. 日帰り観光客が対象
  5. 対象時間は、午前8時30分から午後4時まで