海外に住んでいると、年に1回ぐらいですが、日本の役所や企業に電話をかけたい時がやって来る時があります。
でも、スマホでは高額料金がかかってしまうので、使いたくないですよね。
そんな時に役に立つのがSkype(スカイプ)です。
使い慣れていない人だと、使い方が難しそうと感じるかもしれませんが、手順は簡単ですので、この記事を読んで安く国際電話をかけれるようになりましょう。
Skype(スカイプ)の料金プラン
Skype(スカイプ)で国際電話をかけるには、まずクレジットかサブスクリプションを購入します。
尚、Skype(スカイプ)同士の通話は無料です。お金がかかるのは、Skype(スカイプ)から日本の役所や企業の固定電話にかける際などです。
【クレジットプラン】
【サブスクリプション(月額)プラン】
頻繁に電話をする国が特定されている場合は、その国とだけのかけ放題プランが用意されています。
料金は国によって異なりますが、今回は例として日本とイタリアの場合を紹介します。
通話時間(月) | 料金 |
100分 | ¥427(¥4/分) |
400分 | ¥1037(¥3/分) |
無制限 | 2000分/月の場合¥1/分 |
世界各国に電話をするのであれば、「世界中プラン」がおすすめです。
時々しかかけないのであれば、クレジットの一番安い¥600で十分です。
クレジットの有効期限は180日間です。
これを過ぎると残高があっても無効になってしまいますので、たくさんチャージしないほうがいいです。
もし、少し残っている場合は、ダミーの番号への発信でもOKですので、180日以内に1度ワンコールしてください。
そうそれば、また次の180日間使用可能になります。
Skype(スカイプ)から電話は非通知になる?
Skype(スカイプ)には設定をしない限り電話番号がありませんので、相手先には非通知として表示されます。
また、電話番号がないため着信電話を受けることができません。基本的には、電話をかけるのみです。
ただ、一部の国では電話番号取得が可能ですので、取得すれば着信を受けれます。
【個人アカウントを利用できる国】
- オーストラリア
- ブラジル*
- チリ
- コロンビア
- チェコ共和国 (チェコ)
- デンマーク
- エストニア
- フィンランド
- フランス
- ドイツ
- 香港特別行政区
- スペイン
- アイルランド
- 日本*
- メキシコ
- ニュージーランド
- ポーランド
- プエルトリコ
- ルーマニア
- 南アフリカ
- 韓国
- スウェーデン
- スイス*
- 英国
- 米国
※「*」の国ではSkypeクレジットを使って購入した場合には利用できません。
【iPhone から購入できる国】
この一覧の番号は、iPhone の Skype で直接購入できる番号です。
- オーストラリア
- チリ
- ギニア
- クウェート
- デンマーク
- エストニア
- フィンランド
- 香港特別行政区
- スペイン
- メキシコ
- ニュージーランド
- プエルトリコ
- スウェーデン
- 英国
- 米国
該当の国に住んでいなくても、その国の番号を取得できます。
例えば、日本に住んでいるけどアメリカの番号を取得することは可能です。
しかしながら、電話番号が無くても問題なく電話はかけれますので、取得しなくても大丈夫です。
Skype(スカイプ)で国際電話をかけ方
パソコンだけでなく、タブレット端末やiPhoneなどのスマホでも使用可能です。
テレビ電話ではないので、通常電話をする感じで使う事ができます。
①クレジット又はサブスクリプションの購入をする
まず最初に、お金を入れなければいけません。
必要な金額だけ購入するようにしましょう。多く持ち過ぎて余ってしまう可能性があります。
②相手先の国を選択
次に、電話をかける国を選択します。そうすると自動で国番号が出て来ますので便利です。
③最初の「0」を除いた電話番号を打つ
最後に、電話番号を入力します。ただし、国際電話をかける際には1点注意点があります。
例として日本に電話をかけるとします。
日本の国番号は「+81」になります。
かけたい先の電話番号が「03-1111-1111」だとしたら、最初の「0」を除いた「3-1111-1111」を入力します。
電話番号を打つといくらかかるか表示されます。
これで後は電話をかければOKです。
日本のフリーダイアル「0120」の番号にはSkype(スカイプ)から電話はできません。
また、緊急電話には使用できませんので、ご注意ください。
Skype(スカイプ)から携帯にかける際は高額になる?
Skype(スカイプ)から固定電話に電話をする場合は、かなり安く電話ができますが、携帯電話にかける際は少し高くなりますので、ご注意ください。
日本からイタリアの携帯電話にかけた場合、¥12.95/分かかります。
固定電話の場合は、¥2.98ですので、¥10程度違いますので、できるだけ固定電話に電話をするようにしましょう。
実際に使用した利用明細大公開
私は、日本の役所と企業の固定電話に電話をした際にSkype(スカイプ)を使用しました。
下記が実際の利用明細になります。
¥3/分となっていますが、少し計算が異なりますね。
しかしながら、たったこの金額で通話ができてしまうので、いざと言う時には本当に助かります。
残念な点としては、時々相手の声が遅れて聞こえたり、聞こえなかったりします。
その場合は、少して面倒ですがもう一度かけ直すと割と繋がります。
そもそも、電話が繋がらない場合は、電話番号が間違っているか、最初の「0」を入れてしまっている可能性がありますので、再度確かめてみましょう。
ライン(LINE)との違い
そもそもライン(LINE)と何が違うのでしょうか。
お分かりの方も多いと思いますが、ライン(LINE)では友達になっている人としか電話ができません。
そのため、役所や企業の電話番号にはかける事ができません。
普段、家族や友人との連絡はライン(LINE)で良いと思いますが、固定電話や国際電話をかける際にはSkype(スカイプ)を使用しましょう。
まとめ
普段からSkype(スカイプ)を利用して国際電話をかける機会は少ないと思いますが、必要になった際は、すぐに使用可能ですので、頭の隅にでも記憶しておくといいでしょう。