ANAの東京・羽田空港からミラノ・マルペンサ空港へ直行便は、2020年4月20日より就航予定でしたが、コロナの影響により、2024年8月現在も延期されております。
コロナ以前は、アリタリア-イタリア航空が運航していた、成田~ローマ(フィウミチーノ国際空港)、成田~ミラノ(マルペンサ国際空港)の2路線がありました。
しかし、アリタリア-イタリア航空は、2021年10月14日に最終運航を終え、75年の歴史に幕を閉じました。
翌日には、後継となる国営「ITAエアウェイズ」が就航を開始し、ITAエアウェイズは、2020年11月に設立されたイタリアの国営企業です。
コロナの影響で、一時期は日本行きの便がかなり減りましたが、2024年8月現在、直行便・乗り継ぎ便を含め、かなり復活してきています。
【こんな人におすすめ】
- 日本⇔イタリア間の飛行機について知りたい
- 2024年8月現在の運行されている便について知りたい
- 今後利用する予定があるので情報収集したい
イタリアへの直行便の時間
以前は、12,13時間程度でしたが、ロシア侵攻による影響で、2024年8月現在、日本からヨーロッパの便は、ロシア上空を避けて飛ぶため、数時間多くかかる場合があります。
私自身2022年の年末に日本へ帰国しましたが、この際、スイス・チューリッヒ⇒東京・成田空港は13時間、東京・羽田空港⇒ドイツ・フランクフルトは14時間50分でした。
日本発の便は、ほぼ15時間のフライトですので、かなり疲れます。
尚、ITAエアウェイズの羽田~ローマ便の場合は、東京・羽田⇒ローマ・フィウミチーノは14時間30分、ローマ・フィウミチーノ⇒東京・羽田は12時間15分との事です。
いずれにしろ、以前よりも飛行時間がかかっていますので、ご留意ください。
関空発イタリア行きの直行便
大阪の関西国際空港とローマ・フィウミチーノ空港間は、アリタリア・イタリア航空が就航していましたが、2015年から運休となっており、2023年3月現在も再開予定はありません。
関西国際空港からのイタリアへ来る際は、他のヨーロッパや中東で一回乗り換えをする必要があります。
成田発イタリア行きの直行便
2024年8月現在、東京・成田⇔イタリア間の直行便はありません。
以前は、アリタリア航空が就航しておりましたが、倒産により便がなくなり、その後新設されていません。
イタリアから東京・成田へ行く場合は、ドイツやスイス、フランスなど、他のヨーロッパの国を経由して行く事になります。
その他は、中東経由(ドーハやアブダビ、ドバイなど)で日本⇔イタリアを移動できます。
安い時期でしたら、10万円程度で往復航空券の購入が可能です。
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羽田発イタリア行きの便
ITAエアウェイズは、2022年11月5日から、東京・羽田空港〜ローマ・フィウミチーノ空港の便を開設しました。
2024年8月現在では、日本⇔イタリア間の唯一の直行便になります。
日本発の便は、火曜日と木曜日以外の曜日で運行されており、イタリア発の便は、月曜日と水曜日以外の曜日で運行されています。
現在は、毎日運航されています。
直行便は、安い時期であれば13万円程度で購入できますが、これは、大きい荷物は預けない場合の金額になります。
大きい荷物がある場合は、安い時期であれば14万円程度となります。
エコノミークラスの予約の場合、下記の4段階でクラスを選ぶことができます。
最安値は、大きい荷物や座席指定は別途料金がかかります。
「Economy classic」の場合は、大きい荷物は23kgまで持ち込めますが、座席指定には別途料金がかかります。
予約する際は、どのクラスを選択するか確認するようにしましょう。
ANA東京・羽田空港~ミラノ・マルペンサ空港便について
実は、ANAは2020年4月20日より、東京・羽田~ミラノ・マルペンサ間の直行便を就航予定でしたが、コロナの影響により2024年8月現在も、まだ運行開始されていません。
2024年7月現在、ANAでヨーロッパ行きは下記の目的地のみ運行されています。
路線 | 便名 | 運航曜日・運航日 |
---|---|---|
羽田⇒ロンドン | NH211 | 毎日運航 |
ロンドン⇒羽田 | NH212 | 毎日運航 |
羽田⇒パリ | NH215 | 水・金・日
*2024年7月1日より毎日運航 |
パリ⇒羽田 | NH216 | 水・金・日
*2024年7月1日より毎日運航 |
羽田⇒フランクフルト | NH203 | 毎日運航 |
NH223 | 毎日運航 | |
フランクフルト⇒羽田 | NH204 | 毎日運航 |
NH224 | 毎日運航 | |
羽田⇒ミュンヘン | NH217 | 火・木・金・日 *2024年7月1日より毎日運航 |
ミュンヘン⇒羽田 | NH218 | 月・水・金・土 *2024年7月2日より毎日運航 |
成田⇒ブリュッセル | NH231 | 水・土 |
ブリュッセル⇒成田 | NH232 | 水・土 |
羽田⇒ウィーン | NH205 | 月・木・土 *2024年8月1日より運航再開 *10月25日は運航 |
ウィーン⇒羽田 | NH206 | 火・金・日 *2024年8月2日より運航再開 *10月26日は運航 |
⇒羽田~ミラノ間の直行便最新情報をチェック
乗り継ぎで注意してほしい空港
ここまで見てきて、2023年3月現在、日本⇔イタリア間は直行便があまりないため、どこかで乗り継ぎをしなければいけない事が分かりました。
ここで、私の体験から注意したほうがいい空港をご紹介します。
- スイス・チューリッヒ
- ドイツ・フランクフルト
この2つの空港では、乗り継ぎ空港としてよく利用されていますが、多くの人が乗り継ぎで利用するため、大変混んでいる事が多いです。
また、どちらも空港が広いため、乗り継ぎ時間が1時間程度しかない場合、かなり駆け足で行動しなければいけない可能性があります。
日本⇔イタリア間を移動する場合、どちら発でも、ここでパスポートチェックがあります。(EUへ入国またはEUから出国となるため)
かなり並んでいる事が想定されますので、できるだけ急いで通過することをおすすめします。
実際、私も駆け足でパスポートチェックまで行きましたが、そこで長い列に並ぶことになり、乗り継ぎの飛行機の搭乗口までも遠く、かなり急ぎました。
乗り継ぎ時間が数時間の場合は、余裕はあるので大丈夫ですが、1時間未満の場合は、かなり急ぐことになりますので、ご注意ください。
ただ、乗り継ぎ時間が短い便はチケットが安い場合があります。値段だけで判断せずに、乗り継ぎ時間が大丈夫かどうかも確認した方がいいです。
まとめ
2024年2024年12月3日より(火・木・日)、羽田⇔ミラノ間の運行が解説される予定との情報が入ってきて、嬉しく思います。
予定通り、開始されるといいです。