【日本語教育能力検定試験合格者必見】実習コースのあるおすすめ日本語教師養成講座６選（東京都）

日本語教育能力検定試験に合格した人の中には、一度も実習をしたことが無い人もいると思います。

また、ボランティアでの教え方に限界を感じている人もいるでしょう。

実習経験が一度もなくても、日本語学校などでは日本語教師としてデビューする前に多少模擬授業の練習をさせてくれる所もありますが、それでは、少し不足していると思います。

経験上、実習の経験は日本語教師デビューする前にしておいた方が、実際のレッスンを行う際への安心材料になると感じます。

ボランティアで教えている方も、ブラッシュアップのため実習コースのみ受講してみるのもいいかもしれません。

そこで今回は、日本語教育能力検定試験に合格した人、もしくはこれから受験しようと思っている人、ボランティアで日本語を教えている人で、まだ実習経験がない人のために、実習のみ受講できる東京にある日本語学校をご紹介します。

実習コースのみの受講ですと、日本語教師養成講座420時間を受講するよりも安くすみます。

【夜間or週末OK】おすすめ文化庁届出受理講座の日本語教師養成講座420時間講座比較14選日本語教師になるには、下記のいずれかに当てはまる必要があります。 ①「日本語教育能力検定試験」合格 ②「日本語教師養成講...

 

東京中央日本語学院（TCJ）

東京中央日本語学院（TCJ）の実技単科コースは、①初級②中上級の構成になっており、模擬授業、フィードバックを繰り返し、客観的に自分自身の授業を振り返るという視点も身につけられるようになっています。

模擬レッスンは毎回ビデオで録画されており、自分自身を客観的に見ることができます。

平日または土曜日、もしくはカスタマイズスケジュールで通うことができますので、ご自身に合う日に受講可能です。

最後の実習では、実際に東京中央日本語学院（TCJ）に通っている留学生を前にレッスンを行います。

東京中央日本語学院（TCJ）公式HP

インターカルト日本語学校

実践講座は、初級と中上級の構成になっており、基本的な項目は動画授業で学び、教壇に立つための実習は実際の教室で学びます。

初級、中上級の実習ではそれぞれのレベルの学生を対象に行いますので、初級と中上級の学習者の違いなども感じることができます。

インターカルト日本語学校公式HP

ニューヨークアカデミー

※別途教材費が実費かかります。

教育実習コースでは、初級と中上級の指導法を学べ、更に評価の仕方についても勉強できます。

実際の日本語学習者に対しての教壇実習もあるので、コース修了後の事もイメージしながら受講できます。

ニューヨークアカデミー公式HP

京進ランゲージアカデミー

※別途教材費￥13,000かかります。

京進ランゲージアカデミーの授業実践コースでは、日本語レベル初級から上級まで、一人で組み立てられる技術を身につけられるように構成されています。

模擬授業は 1 人 19 回(約 300 分)もありますので、受講期間中は少し大変に感じるかもしれませんが、日本語教師としてデビュー後も率先力として活躍することができると思います。

京進ランゲージアカデミー公式HP

東京明生日本語学院

東京明生日本語学院の科目別コースは、１科目ごと受講することが可能です。

初級実習と中上級実習とどちらか一方のみ受けることもできますし、どちらも受ける事もできます。

実習だけでなく、理論科目も１科目ごと受講できるので、日本語教師養成420時間を受けるのは、ちょっと荷が重すぎるな、と言う人は、気になる科目だけとってみるのもいいかもしれません。

東京明生日本語学院公式HP

早稲田文化館

早稲田文化館では、授業見学・教案づくり・教材作成・模擬授業・教壇実習・講師によるフィードバックまでが１回（24単位時間）とし、これを最大４回まで受けることができます。

１回のみでも良いですが、正直教壇実習は数回繰り返した方が良いと思います。

また、オンライン日本語教師として活躍できるよう、オンライン授業に特化した教材づくりや指導のコツなどについても学べます。

オンラインで日本語を教えていきたい人にはおススメの講座です。

早稲田文化館日本語教師養成講座公式HP

比較のまとめ

日本語教師養成講座は、おおよそ50万円～60万円程度かかり、受講期間も概ね１年程度が平均かと思います。

日本語教育能力検定試験は、14,500円（税込）で受けられるので金額的には、良心的です。ただ、検定試験では、教育実習を経験することができないので、実際に教壇に立って日本語教師デビューを目指している方は、別途、実習コースを受講することをおすすめします。