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海外での仕事

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今回は、私が今まで海外で生活してきて出会った人達が、どのような仕事を現地でしているのかご紹介します。

「海外に住みたい」でも、どんな仕事をしていくのか、できるのか不安に思っている方もいると思いますので、この記事が何かヒントになれば嬉しいです。

今回は、実際に私が出会った人達の職業をご紹介するので、これが全てではありません。

他にも、色々な所で活躍されている方はいると思います。ただ、今回紹介するのは、割合的には多くの人が行なっている仕事を紹介します。

 

尚、海外で日本人が働くには、何かしらの「ビザ」が必要になります。

今回は、その「ビザ」を持っている場合に働ける可能性がある職種を紹介しております。

中には「ビザサポートあり」という求人もありますが、割合は少ないです。

また「学生ビザ」の場合、働ける時間数に制限があることが多く(イタリアは週に20時間まで)、「学生ビザ」だと応募できない事が多いので、こちらはご留意ください。

 

現地日系企業

日本企業の現地法人は、国・都市によってどれぐらいあるかに大きく差が出てきますが、割と大きい都市に住む場合は、求人を見かけることがあると思います。

日本企業ですので、働いている人の中には日本人もいますが、あくまでも「現地(海外)にある」日本企業ですので、現地の言語力が必要となる場合が多いです。

ミラノにも日系企業の求人を時々見かけますが、「イタリア語ビジネスレベル」などの記載があります。

また、日本から「駐在」として現地法人で働いている人と比べると給料はかなり少ないです。

「駐在員」は家賃手当、家族手当等々、色々待遇がいいですが、現地採用の場合は、その国の平均賃金程度もしくはそれ以下の給与水準であることが多いです。

職種は事務系・秘書・エンジニアなど幅広いですが、どれも経験が求められることが多いです。

企業にもよりますが、ほぼ100%日本人しかいない現地法人もあり、海外に住んでいるのに毎日日本語しか話さない、なんてこともあるみたいです。

 

まとめると、現地にある日系企業では「語学力・経験」ここがあれば、割と見つけやすいかもしれません。

ただ、給与は決して高くないと思っておいた方がいいです。

 

留学エージェント

留学されたことのある人であれば、使った経験がある方もいると思いますが、日本の留学エージェントの中には、現地にもオフィスを持っている会社もあります。

また、日本にオフィスはないけど、現地にだけオフィスを持っており留学エージェントもあります。

留学や海外での就職など、海外経験があると少し有利になると思います。

日本人がよく留学する場所にオフィスがあることが多いので、都市部であることが多いです。

ただ、こちらはそんなに頻繁に求人を見ません。

私がイギリスで出会った人は、留学エージェントに20年ぐらい勤めているそうで、あまり人の入れ替わりはないとの事でした。

フルタイムではない求人も時々ありました。

「空港からの送迎ドライバー」

「夏休みの繁忙期の空港での出迎え」

ちなみに私は「夏休みの繁忙期の空港での出迎え」を行なったことがあります。

結構楽しかったです。

留学する方が乗ってくる飛行機の便の到着前に空港に行き、出口でスタンバイしており、プラカードのようなものを掲げて待って、該当者が来たら、送迎ドライバーさんに引き継ぐ

という仕事でした。

時々、飛行機到着から2、3時間経っても出てこない時もあり、その場合は入国審査へ電話をして、該当者がいないかどうか確認しなければいけませんでしたが、概ね、通常通り出口に出てくるので、大丈夫です。

難しいことはあまりありませんが、長時間拘束されることがあります。

でも、空港が好き、留学する人のお手伝いをしたい!という人には、結構楽しい仕事だと思います。

日本食レストラン

日本食は海外でも人気がありますので、寿司屋さんやラーメン屋さんなど有名都市にはかなりたくさんあります。

少し田舎の方でも、数店舗あったりします。

イギリスやドイツに住んでいた時も、日本食レストランで働いている方はかなり多くいました。

来たばかりでまだ現地の言葉が上手く話さない場合でも、レストランのキッチンや皿洗いなどのポジションに就くことが可能な場合があります。

ウエイターとして働く場合は、会話レベルでの語学力は必要になります。オーダーを取れませんからね。

 

海外に行っても日本食レストランか。

 

なんてため息が聞こえてきますが、最初の駆け出しとしては良いのかもしれません。

ここで日本人の友達や知り合いを作れたり、現地の情報をもらえたりしますし、レストランであれば賄いがあるので、食事には困りませんね。

まず最初、海外に行ったら「生活基盤を作ること」が重要だと思います。

家・交流関係・金銭面などなど

ゼロからスタートしなければいけませんので、結構大変です。

 

ツアーガイド

観光地として有名な都市に住んでいる方は、おすすめの仕事ですね。

私の経験として、ツアーガイドとして働いている方は、現地の方と結婚している方や、在住歴が長い方が多い印象です。

当たり前かもしれませんね。

ツアーガイドですので、その街について熟知していないといけませんからね。

現地のツアーガイドとして働いている方の多くは、フリーランス的な感覚になります。

会社に登録しており、仕事の依頼が来たらお仕事ができるといった感じです。

ツアーガイドさんは、あまり給与が良い訳でもないそうなので(聞いた話です)、他にも通訳・翻訳などの仕事を掛け持ちしている人もいるそうです。

ツアーガイドとして働ける方は、しっかりとした語学力をお持ちだと思うので、他にも語学を活かした仕事に就けるんでしょうね。

 

翻訳・通訳

上記でも少し書きましたが、「翻訳・通訳」の仕事をするには、当たり前ですが、かなりの語学力が必要ですね。

しっかりと語学力を持っているのであれば、翻訳者や通訳者を目指してみるのも良いかもしれませんね。

1本?1回?の報酬は割と良い方だと思います。

翻訳の仕事であれば、お子さんがいても在宅で仕事ができたりしますので、お母さんにはありがたいですよね。

CrowdWorksLancersで自分で仕事を探すこともできますので、色々な働き方ができると思います。

日本語教師

こちらは、私の本職です。

私の様に、残念ながら語学力に自信がない人(勉強頑張ります)には、おすすめです。

私は、一応、英語はとりあえず話せると思っております。

海外に住んでいるけど、現地の言葉がうまく話せない人でも、日本人であることを強みとして就ける職業です。

現在は、日本語教師の人数も増えてきているので、できれば資格を取得しておく方がいいでしょう。

ボランティアなどであれば、無資格でも教えている人がいますが、お金ももらうのであれば、やはり資格は必須になります。

 

資格取得までは、多少時間はかかりますが、基本的には、講座を受ければ全員取得できるものです。(2021年現在)

今後、日本語教師の資格が国家資格になるかどうか、議論がされているそうですが、恐らくまだなりそうにもないので(残念ですが)、興味のある方は、今のうちに取っておくと良いです。

国家資格になると、もう少し難しくなったり資格取得に制限がかかったりする可能性があるかもしれません。

日本語教師になる前は、会社員をしておりましたが、海外に夫と結婚してイタリアに住むと分かってから、すぐに日本語教師の資格を取りました。

日本語教師の中には、海外移住や退職をきっかけに日本語教師になる方が結構います。

私は、日本語とは全く関係のない学部を卒業しましたが、それでも現在日本語教師として働いています。

また、私のように、オンラインで日本語を教えることができるので、どこに住んでいてもネットさえあれば、できる仕事です。

特にコロナが蔓延してからは、オンラインでの需要も増え、育休に入る前は、ある程度稼げていました。

日本人だけど、いざ日本語を勉強すると新たな発見があり楽しいです。

語学力に自信のない方、でも海外に住む予定の方、日本語教師という仕事も一つの選択肢に入れてみてはどうでしょうか。

日本語教師の仕事は、主には日本語を教えることですが、それ以外にも日本語関連の記事作成、JLPTの練習問題作成などあります。

現地企業

現地企業で働けるという事は、語学力がネイティブレベル(最低でもビジネスレベル)である必要があります。

ただし、現地企業に応募するという事は、現地の人、つまり、イタリアであればイタリア人がライバルになります。

イタリアの企業が、日本人とイタリア人、どちらを取りたいか

ということを考えなければいけませんね。

 

現地の企業に就職をしたい際は、語学力だけでなく、職歴または特別なスキルが必要になると思っておいた方がいいです。

それは、現地の人に勝つためです。

 

日本の企業で、日本人と日本語がペラペラな外国人とどちらを雇うか

 

外国人を雇うのはビザの書類などプラスで対応が必要になったり、急に帰国するなどの場合がありますので、企業側は嫌がる事があります。

外国人でも私はこんな魅力のある人材ですよ

とアピールできなければ、就職するのは難しいのかもしれません。

バイヤー

時々テレビやSNSの広告でも見かけたりしますね。

海外に住んでいる主婦がブランド品のバイヤーをしているって話。

BUYMAを使ってご自身で購入or仕入れた商品を出品することもできます。

私もドイツに住んでいた時に、このBUYMAで出品していた時がありました。

仕事が忙しくて中々購入しに行けず、数ヶ月で辞めてしまいましたが、それでも少しばかり売り上げがありました。

お小遣い稼ぎには良いのかな、と思いました。

ただ、多くの人が出品しているので、安さ勝負でいくのか・レア商品出品を狙うのか、何かしら特徴があると購入されやすいと思います。

ちなみに私は「ドイツorヨーロッパ限定のディズニー商品」を出品していました。やはりディズニー関連商品は人気があるので、割とよく売れていたと思います。

起業

海外に住んでいる方って、結構エネルギッシュで行動力がある人が多く、起業している方も多いです。

特に「日本食レストラン」を経営している人には結構お会いしました。

ご夫婦で経営されている方もいらっしゃいました。

その他には、ネットビジネスを立ち上げている人もいました。

私にはできそうもないですが、アイディアがあれば起業するのも良いと思います。

起業のメリットとしては、ビザが取得できる点です。

起業ビザ的なもの(名前は各国異なります)がありますので、これを取得して海外に住むことができます。

 

まとめ

冒頭にも書いた通り、海外に住んで仕事をするには何かしらのビザが必要になります。

ビザの取得が中々難しいのが現実です。

多くは、国際結婚された人が海外に長く住まれているんだと思います。

中には、起業して海外に住んでいる方もいらっしゃいますので、行動力があり、アイディアのある方はチャレンジしてみても良いかもしれませんね。

 

今回ご紹介した職業以外にも「美容師」「音楽家」「デザイナー」「画家」「DJ」といった方にも出会いました。

特別なスキルを持っている方は、海外でも活躍しやすいのかもしれませんね。

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