ここでは、私自身の経験を元に、ワーホリについて詳しく解説していきます。
私はイギリスに行ったため、内容は少しイギリス多めの内容になっていますが、ヨーロッパ圏内の国へワーホリに行く予定の方であれば、割と役立つ内容となっています。
イギリス以外でも、フランス・ドイツなどのヨーロッパの国へワーホリを検討している方も、興味がありましたら、是非読んでいただければと思います。
ワーホリというと「仕事が見つからない」「ワーホリ後就職できない」「結婚ができない」「行かない方がいい」「英語が話せない」など、割とネガティブな印象を持つ人も多いと思います。
私がイギリスに居た際に、途中で帰国する人も多く居ました。
帰国した人の意見としては「日本で生活した方がいい」という理由のがほとんどでした。
せっかく日本での仕事を退職して、ワーホリに来たのに、わずか3か月程度で帰国してしまっては、あまり意味がありませんよね。
私は、ワーホリ前に色々準備をしており、それがあったからこそ「人生が変わったワーホリ」を送ることができたのだと思います。
一人でも多くの人に、同じ有意義なワーホリ生活を送ってほしいと思い、ここで私の経験全てを公開することにしました。
少し長いですが、どれも役に立つ事ですので、是非参考にしてもらえると幸いです。
【こんな人に読んでもらいたい】
・ワーホリに行くか悩んでいる人
・有意義なワーホリ生活を送りたい人
・ワーホリ中にガッツリ働き職歴を付けたい人
・ワーホリ中に100万円貯めた方法を知りたい人
ー私の簡単な経歴ー
・日本の大学卒業。在籍中、2度のカナダ留学。
・卒業後、一部上場企業の人事部として働き始める。
・26歳の時、イギリスのYMS(ワーホリ)に当選しロンドンへ。
・28歳の時、就労ビザを得てドイツへ。
・29歳の時、今の旦那と結婚。
・30歳の時、イタリアへ移住。
・現在、日本語教師&ヨガインストラクター。1児の母(2人目妊娠中)。
ワーホリ以降、ヨーロッパに住み続け、ワーホリが「人生を変えた分岐点」となった。
当時は、行くこと自体、かなり悩んだが、行く決断をして本当に良かった。
現在、ワーホリに行こうか、海外へ行こうか悩んでいる人の役に立ちたいと思い、この記事を執筆。
海外に行きたい20代の人へ届くと嬉しい限りです。
まずはじめに
「人生が変わったワーホリ」と見ると、ワーホリに対して夢でありそうですが、ワーホリを経験した身からすると、良い事だけではありませんでした。
ワーホリに行くという事は、色々犠牲を払っているという事は、まず大前提として念頭に入れておいてほしいです。
当たり前ですが、日本人であれば日本に住んでいる方が楽です。
誰も知り合いのいない土地に行き、一から生活基盤を築き上げていくのは、決して楽な事ではありません。
外国人という差別を受けることもありますし、物事が上手く進まない事もたくさんあります。
今現在、日本でできない事は、海外に行ったってすぐにできるようにはなりません。
時々夢を見ている人がいるのですが、「海外に行ったら○○ができるかも」みたいな思いは捨てましょう。それを実現させるかどうかは、自分の努力次第です。
ただ海外に行っただけでは、場所が変わっただけで、変わるべきは自分です。
そして、ワーホリ中に「日本にいる友人」と「自分」を比べる事はやめましょう。
特に女性に多い印象なのですが、友達が結婚していく、昇進していく、そういった状況と、苦戦している自分を比べ、落ち込む人が多いです。そもそも、立っている状況が異なります。
今、海外に居て自分のやりたいこと、やれること、やるべきこと、こういった事へ目を向けて、ワーホリ生活を過ごしていってもらいたいです。
ワーホリに行くか悩んでいる人へ
ワーホリに行こうか迷っている人は多いはずです。私自身も、行くべきかどうかかなり迷いました。
私がワーホリに行った時は26歳で、新卒で入った会社の仕事にも少し慣れ、このままキャリアも積んでいきたいとも思っていたからです。
また、当時年上の彼氏がおり、将来の事も考えることもあったため、今の現状を捨ててまで行く価値のある事なのかどうか、かなり考えました。
しかしながら、「いつか海外で働いてみたい」という夢もあり、今の年齢だからできる事は何なのかを考え、ワーホリに行くことに決めました。
自分のやりたいことを洗い出す
多くの国でワーホリは30歳(場合によっては31歳)までですので、ワーホリに行くか悩んでいる人は20代であると予想されます。
そして、ワーホリビザは配偶者は同行できませんので、未婚者である事が多いでしょう。
【20代・未婚】
この状況で自分は何をしたいのか、紙などに書き出してみると良いです。
まずは自分のやりたいことを全て書き出してみましょう。
できるだけたくさん、自分のやりたいことを書き出します。その後、それらを改めて見て、優先事項を決めていきます。
この時に「今、20代・独身だから」という事を念頭に置いてみて下さい。
現在、私は30代になり、結婚し子どもができて、20代のうちに、やりたいことをやっておいて良かったと思っています。今は、やりたくてもできない現状があります。
いつかできるかな、後でもいいかな、と思っていると、できなくなる可能性もありますので、「今という現状」だから、できる事は何なのかを考えてみて下さい。
天秤にかける
優先事項を付けたら、それを元に「海外に行きたい自分」と「行くのを迷っている自分」の2つ思いを天秤にかけてみて下さい。
その時に、色々な要素を書き出し、どちらの方が自分の思いが多いのか、もし不安に思っている事は何なのか、可視化し改めてそれらに向かい合ってみて下さい。
・ワーホリ後の就職が不安
・ワーホリで何を得られるのか分からない
・1年(または2年程度)海外に行った所で変われるのか不安
・今の仕事を辞めたくない などなど
不安要素もたくさんあると思います。それらも、全部書き出しましょう。
その不安要素は、何か努力したり、準備をすれば解決できるのかできないのか、どれぐらい重要な事なのか、しっかり向き合いましょう。
その後、天秤が傾いた方の選択をしましょう。
後悔のないように、本音で自分の気持ちと向き合ってください。
ワーホリに行く意味を考える
「やりたい事の洗い出し」「行きたい気持ちと躊躇する気持ちを天秤にかける」この2つが終わって、もし「ワーホリに行こう」と決めたなら、ここで最後に「ワーホリに行く意味」を考えてみて下さい。
ただ行きたい気持ちだけではなく、ワーホリに行くことによって得られるメリットを自分なりに考えましょう。
・語学力がアップする
・視野が広がる
・新しい世界を知れる
・異なる文化の人と触れ合える
・語学を活かして働ける など…
色々あると思いますが、それが自分にとってメリットであるのか、日本では叶えられない事なのか、今の生活をストップしてまですることなのか、など厳しいかもしれませんが、こう言った点も踏まえて俯瞰して考えてみるといいです。
「ただ行ってみたい」という気持ちだけでワーホリに行くと、上手くいかなかったり、寂しい思いをすると、楽しかった日本の生活が恋しくなって途中で帰国してしまうのです。
こうならないためにも、行く前は厳しめに判断をして、色んな覚悟を想定しておく事が重要です。
ワーホリに行く目的を明確にする
①自分のやりたいことの洗い出し
②気持ちを天秤にかける
③ワーホリに行く意味を検討する
上記の3点が終わって「ワーホリに行く」と決めたあなた、素晴らしいです。
これぐらいの覚悟があれば、ワーホリ期間満了し、充実した生活を送れる兆しが見えてきました。
しかし、それを実現させるためには、「ワーホリに行く目的」を考えなければいけません。
「ワーホリに行って何をしたいのか」
1つでも構いません。どんな事でも構いません。目的があるかないかでワーホリ期間中のモチベーションが変わってきます。
何をしたいのか
・バリバリ仕事をしたいのか
・旅行をたくさんしたいのか
・語学力をアップさせたいのか
・現地の人とたくさん交流したいのか など
色々あるかと思いますが、1つでいいので目的を決めましょう。
そして、その目的を達成するためには、何をしたらいいのか、何が必要なのかも同時に考えます。
ここからは理想ですが、決めた目的は、誰よりも成功させるという勢いで臨んでください。
例えば…
・仕事をバリバリしたいのであれば、日系企業ではなく現地企業で正社員として雇われる
・旅行をたくさんしたのであれば、ヨーロッパ全ての国を制覇する
・語学力をアップさせたいのであれば、C2レベルを目指して資格の勉強をする
などなど…
少しハードルが高いかもと感じる事であっても構いませんので、目的は高めに設定してみて下さい。
なぜ高い目的にするのかは、ワーホリ後再就職をする際に、少しでも他の人と差をつけるためです。
みんなと同じワーホリをしただけではなく、少しでもキラリと光る物を手に入れると、ワーホリ後にステップアップしやすくなります。
語学力は十分か
ワーホリは、基本的に英語圏の国が人気ですが、英語圏以外の国にもワーキングホリデー制度はあります。
行く予定の国の言語力は、日常会話レベル以上はあった方が絶対にいいです。
ましてや、英語圏であれば英語力があればあるだけ有利です。もし、語学力に不安を感じる方は、今すぐにでも語学の勉強を始める事をおすすめします。
語学力レベルに応じて、現地で付ける仕事の内容が大きく異なります。仕事の内容が異なるという事は、収入面での差にも繋がってきます。
そのため、語学力は少しでもアップさせておく努力をしましょう。
どんな仕事をしたいのか
ワーホリ期間中に仕事をしたい人も多いはずですが、皆さんはどんな仕事がしたいのですか。
何でもいいからお金がもらえればいいのか
少しでも職歴として書ける仕事が良いのか
今までのキャリアを活かした仕事をしたいのか
自分の希望の仕事ができるようになるためには、今の自分は何をすべきなのか、何が足りないのか、考えてみましょう。
例えば…
・バリバリ正社員で仕事をしたいなら、日本で少なくとも数年の職歴が必要
・今のキャリアを活かしたいのなら、海外でも通用する資格があると◎
・オフィスの仕事がいいのなら、人事経理総務系の知識はある程度は必要
などなど…
海外でも日本と同じように、経験がある人、資格のある人の方が有利です。
もし、ワーホリに行くまで少し時間があるのであれば、資格取得などできる事がないのか検討してみるのもありですね。
事前リサーチをする
「ワーホリに行く!」と100%決めたのであれば、次は、行く国や都市についての情報を収集しましょう。
私がイギリスに居た際、想像以上に天気がどんよりしており、割と気持ちが沈みやすかったです。行く前には天気で左右されるという事は全く考えてもなかったので、実際住んでいた時は、もう少し事前に調べて、別の都市に住んでも良かったかなとも思いました。
行く場所の天候や生活について知る
行く先の国や都市の天気や気温はどうなのか、またどんな食生活なのかなど、完全に知ることは難しいですが、今はネットにどんな情報も出ていますので、検索してみましょう。
街並みなどは、Google mapでストリートビューを使ってみてみるのも良いかもしれませんね。
イメージしておくのは重要ですし、その際に実際に自分が住むのを想像してみるとよりリアルな想像が付きやすいです。
家賃の相場はいくらなのか
ワーホリの一つの難関(?)である、家探し。近年は有名都市で、どんどん家賃が上がっています。
ヨーロッパや欧米では、一つの部屋(キッチン・バス共有)で10万円程度するのは普通です。基本はシェアハウスになるかと思いますので、おおよその相場や探し方なども調べられるといいです。
ちなみに、家賃にかかるお金を少しでも抑えたいなら、できるだけ早い時期から同じ所に住み続ける事です。
途中で引っ越しをしたり、数か月だけの契約だったりすると、家賃にかかるお金が増える傾向があります。
ワーホリで現地に着いたら、なるはやで取り掛かるのが、家探しです。滞在期間が長ければその分、探しやすいです。
ヨーロッパや欧米では新学期が9月の国が多いです。
そのため、8月9月10月あたりの時期は、学生が家を探している事が多く、中々物件が見つけずらい場合があります。
可能であればワーホリ渡航時期は、新学期の時期を少しずらした方がいいかもしれません。おすすめは、2月~6月頃です。
年末年始や夏休み期間では、大家さんがいないなどで物件が見られない事もありますので、特にイベント事がない季節の方が、探しやすいと思われます。
どんな仕事があるのか
行く先の国や都市には、どんな仕事があるのかも事前リサーチしてましょう。
当然ですが、日本人が多く住んでいる場所には、日本食レストランがあったり、日系企業の現地オフィスがあったりして、日本語で求人がある所もあります。
また、全然日本人がいない場所であれば、現地の言葉で求人を探す必要があり、ある程度の語学力が必要になります。
行きたい場所とやりたい仕事、両方とるのは中々難しいかもしれません。
どちらも優先にするのか、仕事が無い場合は、どうしたらいいのか考える必要がありますね。
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ワーホリで行きたい場所にあんまり求人がない…
でも仕事をしなきゃ資金が足りない…
そんな人は、是非ネットで働く方法を見つけてみて下さい。
ただ、ブログやSNSで稼いだりするのには時間がかかるし、収入も安定しない事が多いので、おすすめしません。
個人的におすすめなのは、「オンライン日本語教師」です。
日本語教師には資格がありますが、資格がなくても働くことはできます。私自身、日本語教師をしておりますが(資格取得済み)、イタリアからオンラインでレッスンができ、また、基本日本語が話せればレッスンは可能ですので、現地の言葉に不安を感じていても、日本人という点を活かして仕事をすることができます。
日本語教師の資格は最短で6か月から取得できる学校があります。
私は、6か月で取得しましたが、割とガッツリ勉強しなければならず、大変でした…。
しかし、この資格があるからこそ、海外に住み始めても、収入面で困ることなく、子どもができても働き続けることができています。
取得には約50万円程度かかってしまいますが、とっくにこの金額は回収できています。
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資格取得はちょっとハードルが高い…と感じる方もいるはずです。
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給料はどのくらいなのか
国や都市によって、給与は変わってきますよね。
例えば、イタリアでは、南の方が北よりも物価が安い分給料も安いです。また、仕事も見つけずらいです。
同じ国でも、都市によって差がありますので、事前リサーチは重要です。
自分の行きたい場所が、どのぐらいの給与なのか調べて起きましょう。
理想は、貯金ができるぐらいの給料をもらう事ですが、最低でも、家賃をまかなえる程度の金額はもらえないと、厳しいです。アルバイトであれば、掛け持ちするなどして工夫するといいです。
留学エージェントは使った方がいいの?
結論、利用料無料なのであれば使っても良いと思います。
私が留学やワーホリに行った時よりも、現在はかなり安い金額でエージェント利用ができる会社が増えています。
エージェント利用メリットとしては、情報をたくさんもらえ、サポートしてもらえるという点です。
現地にオフィスがある会社であれば、現地到着後もサポートしてもらえたりしますので、困った際になど相談できます。
渡航前は、面倒なビザの申請手続きも代行してくれたりもしますので、楽に物事を進めやすいでしょう。
また、ワーホリの最初の数か月、語学学校に通いたい場合は、エージェントを通して申し込んだ方が、語学学校とのやり取りが省けます。
「ワーホリに少し不安がある」「面倒な手続きはしたくない」「語学学校に通いたい」こういった方は、エージェント利用した方がスムーズだと思われます。
ただ、一定以上の語学力があり、海外に慣れている人であれば、エージェントは利用しなくても問題ありません。
ワーホリ自体、エージェントを利用しなくても行けますので、ご自身で全て行うという方は、利用しなくてもいいでしょう。
私がワーホリ時代に出会った人でも、エージェントの利用の有無は半々ぐらいでした。
ご自身の状況に応じて利用は判断しましょう。
実際に見たワーホリ途中帰国者
ここまで、たくさんの事を話してきましたが、より皆さんにリアルなイメージを持ってもらいたいと思い、実際に私が会った人の例を挙げていきます。
これが現実なんだという風に思ってもらい、それを踏まえてご自身の身の振舞い方を再度検討してもらえると嬉しいです。
来て3か月で帰国したAさんの話
Aさんは当時25歳で、仕事を辞めてワーホリに来ていました。日本に居た際の仕事は、派遣をしていたそうです。
英語力は日常会話レベルで、本人は英語ができないとうやや落ち込んでいる状況でした。
当時、仕事はアルバイトで日本食レストランの手伝いをしている程度で、収入はあまりありませんでした。
安全な場所に住みたいという希望が強く、当時Aさんが住んでいた場所は、やや高めの住宅地でした。毎月家賃と食費を日本円の貯金から崩す生活をしており、毎日悶々としていたそうです。
物事がうまくいかない状況から、滞在3か月目にして、日本に帰国して生活基盤を再度築き上げる事にしました。
【こうすればよかったかも⁈】
Aさんですが、何となく海外に行きたいという思いからワーホリに来ていました。明確な目的が無く見切り発車で海外に行ってしまったため、孤独さや上手くいかない日々を乗り越える活力が乏しかったのだと思います。
1つでも、どんな小さい事でも目的があれば乗り越えられたかもしれませんね。
公務員を辞めたのに半年で帰国したBさんの話
Bさんは沖縄出身の30歳でした。沖縄では公務員をしており、公務員を辞めてワーホリに来ていました。
しかしながら、英語はあまり話せず、日本食レストランのアルバイトでさえも雇ってもらうのが難しいという状況でした。
お金に困ったBさんは、ロンドンにあるキャバクラで働き始めました。収入は良かったものの、キャバクラで相手にするのは、ロンドンに駐在している日本人男性。
昼夜逆転生活を送り、ワーホリに来ていったい自分は何をやっているのだろうか、と疑問に思うようになり、半年後に日本へ帰国してしまいました。
【こうすればよかったかも⁈】
英語力がかなり乏しかったため、仕事を見つけられませんでした。そのため、日本語のみで働ける仕事に就いたものの、その職業を海外に来てまでやっているという現状に耐えられなくなってしまったのだと思います。
自分の語学力に不安を感じるのであれば、ワーホリに来る前に少しでも勉強をして、語学力をアップさせておけば、状況は変わったのかもしれません。
外国人彼氏を作るだけの目的できたCさんの話
Cさんは20代後半の細くてかわいらしい子でした。
日本では正社員として働いておりましたが、将来外国に住み続けたいという思いから、国際結婚に興味を持ち、ワーホリ期間中に彼氏を見つけて結婚までたどり着きたい、という思いを持っている子でした。
ワーホリ期間中は、アルバイトをして、ある程度の収入があったため、夜や週末は国際交流パーティーなどに積極的に参加し、外国人男性を狙いに行っていました。マッチングアプリも利用して、多くの人に会っていたようです。
実際に、ワーホリ期間中にイギリス人の彼氏ができて、結婚することになった人も居たため、Cさんもそれを狙っていたのですが、現実はそう簡単ではなかったようです。
Cさんは、ワーホリ期間はほぼ満了したのですが、期間中「彼氏探し」のみに集中していたため、日本に帰国後、再就職の際に、ワーホリ期間中に得た事のアピールがほぼできませんでした。
【こうすればよかったかも⁈】
「国際結婚をしたいからワーホリに行く」というのは、個人的にはおすすめしません。
海外に住んでいて、その中で外国人の恋人ができるというのはアリですが、それを目的にしているのは、少し考え所です。
日本に帰国した後、再就職をしたいのであれば、ワーホリ期間中、少しでもアピールできる事をしておくと良かったのかなと思います。
ワーホリ生活満喫した人の特徴
では次に、私が実際に出会ったワーホリ生活を満喫した人をご紹介します。
ここでは、ただ単純に期間を過ごしたのではなく、期間内に何か目的を達成し、帰国後もスムーズに就職ができた人を挙げています。
ヨーロッパの国ほぼ全て旅をしたDくん
当時私と同じ年だったDくんは、日本での仕事を辞めイギリスワーホリに来ていました。
元々かなりの行動力のある人で、ワーホリ期間中は、働くというよりも「旅行をしまくりたい」という目的を持っていました。
最初は、イギリス国内を旅行していましたが、途中から、ヨーロッパ各国へも行きはじめ、最終的には、ヨーロッパほぼ全ての国へ旅行をしていました。
帰国後は、Dくんの地元で正社員として働いています。
【ここがポイント!】
元々、旅行をたくさんしたいと思っていたため、Dくんは日本で割と貯金を貯めてからワーホリに来ていました。
事前の準備がきちんとできていたため、資金に困ることなく計画的に過ごせていたのだと思います。
ロンドンのおしゃれなお店を知り尽くしたEさん
Eさんは私のシャアメイトでした。
Eさんは、おしゃれなカフェや雑貨屋さんが好きな人で、ロンドン市内を歩き回って、自分でおすすめのお店のマップを作成していました。
Eさんに聞けば、必ずと言っていいほど、良いお店を紹介してもらう事できて、「歩くGoogle map」化していました。
ワーホリ中の仕事は、韓国系の企業で働いており、英語以外にも韓国語に触れ合う機会があって楽しいと言っていました。
【ここがポイント!】
Eさんは一人でも楽しめる趣味を持っていたため、週末一人でロンドン市内を歩き回り、探索をしていました。
ワーホリは、知り合いが少なく孤独になりやすいですが、一人でも楽しめる趣味を持っていると、オフの日も充実した時間を過ごすことができます。
イギリスワーホリ後、就労ビザをゲットしたFさん
Fさんは、日本にいた時からITエンジニアとして働いており、ワーホリ期間中もロンドンでITエンジニアの仕事をしていました。
専門職という点が強く、ワーホリのビザ終了前には、会社から就労ビザを出してもらっていました。
【ここがポイント!】
海外でも通用する仕事、エンジニア・美容師などは、ワーホリのも仕事を見つけやすく、その後も就労ビザへの切り替えをしてもらえるケースが多い傾向です。
イギリスワーホリ後、ドイツで就労ビザをゲットしたGさん
Gさんは、ワーホリ当時は30歳で日本での職歴が7、8年ありました。
そのため、働いていた企業は日系企業でしたが、ワーホリ中にもヨーロッパ各地へ出張へ行くなど、バリバリ仕事をしていました。
Gさん自身は、イギリスを希望していたようですが、働いていた会社がドイツにも支店があるとの事で、ワーホリビザが切れた後は、ドイツで就労ビザを発行してもらい、移り住んでいました。
【ここがポイント!】
日本で、しっかりと職歴があると、やはり海外でも有利になります。
ヨーロッパでは、英語圏はイギリスとアイスランドですが、ドイツやオランダなどの国でも割と英語が通じます。
そのため、英語力が一定以上あれば、ヨーロッパの国でも就労ビザをゲットすることもできる場合があります。
職歴や語学力はあるに越したことはありません。
100万円を貯金するには
結論から申し上げますと、収入の安定している仕事に就く必要があります。
お金を貯めるには、節約も大切ですが、やはり入って来る金額が一定以上ないと貯める事はできません。
そこで、安定した収入を得るためにしておいた方が良い事をご紹介します。ここで紹介することは私が実際に行っていたことです。
安定した仕事に就く
先に書いた通り、貯金をするには一定の収入は必要なりますので、正社員など安定した職業に就く事が大切です。
職種は、自分が納得するものであればどんな内容でも良いですが、正社員として働いていた方が良いです。
アルバイトで週5日働くよりも、正社員の方が有休、ボーナスなどの面で優遇されるケースが多いです。
イギリスの場合、正社員で雇われれば、ボーナスが1か月または2か月分程度支払われる企業もあります。(ポジションが高ければ数か月分の場合も)
もちろん、正社員として雇われるには、日本で職歴が必要です。
最低でも数年間は、日本で働いていた経験があった方がいいでしょう。
CV(履歴書)を作り込む
海外でも日本でも、まず企業を受けるのに必要になるのがCV(履歴書)です。
イギリスで応募する際は、日本語版と英語版と2つ用意しておくといいです。
日系企業に応募する場合でも、英語版の履歴書が求められる場合があります。
英語版の履歴書の場合、割と自由度が高く、どう書くか、どう見せるか、で印象もだいぶ変わります。そのため、時間をかけて作り込んでおくと良いです。
現地に行ってから、応募する段階で作るのではなく、日本にいる間から、ある程度の事は書いておき、志望動機など企業によって変えるべき箇所のみを変更していくとスムーズに事が進むでしょう。
英語のスペルミスなどが無いように、何度も見直したり、できたら友人等に見てもらい、修正を加えていくと更に良い履歴書を作れます。
面接練習をする
書類選考が通れば次は面接です。
私も何社か面接を受けましたが、日系企業でも基本、面接時に英語で話す機会がありました。
日本人同士で英語で話すのは、少し恥ずかしい感じもしますが、英語力の判断材料として必要なのだと思います。
聞かれることは日本で行われる面接と大きく違いはなく、質問を想定してそれに対する答えを、日本語と英語2つで考えておきましょう。
実際に面接の場になると緊張して、簡単な英語も出てこないなんて事もあり得ますので、事前に準備しておけば、完全にその通りではなくても、落ち着いて話せる可能性が高まります。
【実際の面接でよく聞かれた事(英語)】
・日本でのこれまでの経歴
・あなたの短所と長所
・志望動機
・どうしてワーキングホリデーに来たのか
・ワーキングホリデービザ終了後、どうしたいのか
・ワーキングホリデー中にしたい事は何か
一般的な質問の他に、ワーキングホリデー絡みの質問もされた事があります。
この様な内容であれば、事前に考えて準備することは可能ですので、是非面接前に考えおく事をおすすめします。そして、言う練習もしましょう。
紙に書いたり、頭で何となく考えただけではダメです。言う練習をたくさんして、スラスラ言えるようにしましょう。
ここでは、もちろん話す内容も重要ですが、英語力を見られているので、つっかえてばかりだと、英語ができないと判断される可能性があります。
少しでも良い印象を与えるためには、日本人英語でも良いので、止まらず言う事が重要です。
単発バイトをする
正社員として働いていも、物価の高いイギリスなどに行く場合は、常にお金の心配は尽きません。
そんな時に、ちょっと臨時給与があると嬉しいですよね。
実は、求人には出ていなくても、知り合いのツテなどで、週末だけ、週1回だけでもOK、などのアルバイトに出会える事があります。
実際、私は平日はオフィスで働き、週末は4時間/日程度、日本食レストランでホールスタッフとして働いていました。
週末の仕事は、人が足りない時だけなので、毎週ではなく、呼ばれたら行く程度でした。給与は、手渡しでもらっていました。
少し高めの日本食レストランだったため、チップも割と多くもらえ、月に数回の出勤だけでしたが、食費をカバーできるぐらいの金額がもらえました。(数万円程度/月)
レストンランで働くと、美味しい賄いが食べれれ、一食浮くので嬉しいですね。時々、残ったご飯など持って帰った事もあります。
また、イギリス人の子どもに日本語を教える家庭教師のアルバイトも行っておりました。
これも臨時のアルバイトで、メインの方が長期休暇に入る際に、代わりに私が行っていました。
週2回、夜1時間程度で£20手渡しでもらっていました。
夏や冬などがメインでしたが、「来週来れる?」など、急にお願いされることもあり、予定が合えば行っていました。
平日働いた後なので、少し疲れた時もありましたが、£20を貰えるのはありがたく、ワーホリ期間中ずっと行っていました。
求人が出ていたり、知り合いの繋がりから話を貰ったり単発のアルバイトは、実は割と多く存在するのではないかと思います。
ロンドンでは、年に2回程度「ハイパージャパン」と呼ばれる日本のイベントが開催されます。
1週間程度の開催で、この時期に臨時のアルバイト募集がかかることが多いです。
タイミングが合えば、こういった機会に単発バイトをしてみるのもアリですよね。
上手に節約をする
安定した収入があっても、たくさん使っていたらお金は貯まりませんよね。
そこで、節約も上手にできる範囲で行っていきましょう。
イギリスのスーパーにもポイントカード的なものはあるので、無料で作れるものは作って持っておきましょう。
日本の様に、買う都度ポイントが溜まるわけではないのですが、時々レシートに割引クーポンが付いて印字されたりします。
また、カードを持っている人のみが割引を受けれたりする場合もあります。
食費を少しでも抑えたいなら、スーパーのカードを作りましょう。
ドラッグストアや洋服店にもカードがある店があるので、無料であれば作っておいていいでしょう。
転職エージェント&求人サイト
イギリスには転職エージェントや求人サイトが存在します。どれも日本語での対応が可能ですので、チェックしてみて下さい。
【イギリスにある転職エージェント】
①JAC Recruitment(JACリクルートメント)
②Center people(センターピープル)
③Access appointments(アクセスアポイントメント)
④People first(ピープルファースト)
⑤Kens recruitment(ケンズリクルートメント)
もちろん、日本語で対応が可能な分、日系企業が多くなります。日系企業が嫌な方は、英語に対応しているサイトで仕事を探しましょう。
【英語のみに対応しているサイト】
①indeed
②The Guardian jobs
③Linkedin
④GlassDoor
イギリス企業へ応募する場合は、ビザ期限付きの日本人を雇わないといけない理由を企業側にきちんとアピールできるようにしましょう。
同じポジションに、イギリス人が応募している可能性も大いにあるので、何故日本人という外国人を雇った方が良いのかがアピールできないと、採用されるのは難しいと思われます。
私のリアルなワーホリ生活
ここまで、色々と書いてきましたが、より皆さんにリアルなイメージを持ってもらうため、私の実際のワーホリ時代の生活をご紹介します。
こんな感じで生活をしていて、約100万円の貯金ができました。
一週間のスケジュール
先にご紹介した、日本食レストランでのアルバイトや、日本語を教えるアルバイトは、不定期な事もあり、どちらも入っていた週のスケジュールを例として挙げます。
2つのアルバイトが入っている週でも、土曜日の午後から日曜日は休みである事が多く、体力的にはあまり疲れずこなせていました。
何よりも、平日のオフィスワークは残業はめったにありませんでしたので、18時には上がることができ、余裕のある日は、ヨガ教室に通ったりして、アフター6を楽しんでいました。
平日のオフィスワークはイギリスに来てから、2か月後にスタートしました。
その他の単発アルバイトは、人との繋がりからもらえたものなので、半年程度経ってからお話を頂けました。
最初から上手くは行きませんが、少し時間が経てば、良い機会に恵まれるかもしれませんね。
私が100万円の貯金ができたのは、正社員として働いていたオフィスワークで安定した収入があったからです。
ボーナスも12月に1か月分プラスでもらえました。こういった待遇の仕事に就けたため、ある程度お金に困らず生活ができていました。
参考までに…
この様な内容を書いていると、「元々の英語力が高かったのでしょう?」と言われそうですが、私の英語力はB2でした。
それでも、面接時にある英語での受け答えの想定QAを事前にたくさん考え本番に臨んでいたので、割とスムーズに受け答えができたいたのかもしれません。
そのおかげで、安定した収入を貰える仕事に就けていたのだと思います。
職歴は、日本の企業で数年程度でしたので、決して長くはありませんでしたが、運よく似たような職種の仕事を見つけることができ、日本での経験を活かすこともできました。
面接時の英語での受け答えは、割と重要だと思います。
もたもたしてしまったり、つっかえてばっかりでは、受かりませんよね。そうならないために、事前に準備や練習をして、少しでもスムーズに話せるようにしておくことが重要だと感じます。
リアルな1か月のお金事情
多くの人が気になりますよね。
細かい数字まで覚えていない点もありますが、おおよそ下記の様な感じで1か月生活していました。
・家賃 £550(運よく割と良く安い物件を見つけられました)
※シェアハウスのため、光熱費等は込みの金額です。
・ケータイ代 £10
・食費 £100(外食やパブなど含む)
・旅行 £100(おおよそ)
・その他雑貨 £50(おおよそ)
・語学学校代 £80(確かです。数か月だけ仕事後、夜の英語のクラスに通っていました)
下記は、年パスを買っていた内容です。
・ヨガ教室代 £1000/年(おおよそ)
・交通費 £1600/年(おおよそ)
これ以外にも、月によっては、海外旅行(ヨーロッパ諸国)に旅行に行ったり、食費が高くなったり変動はしていました。
また、セール期間中などは服を買ったりもしていたので、お金を貯める月と使う月に割と差がありました。
ただ、上記の金額はベースとして概ねこんな感じでした。
これ以上安くするのは、物価の高いロンドンでは食費を抑えたり、割と切り詰めた生活をしない厳しでしょう。
また現在では、物価上昇に伴い、£550前後で部屋を借りるのは難しいと思われます。
これらの出費を差し引いて、残りの給与はできるだけ全部貯金していましたが、先に書いた通り、旅行やセールなどで多く使う時もありました。
生活費を抑える工夫
貯金をするには、支出も抑えて行けるとより良いですよね。私は、下記の様な事をして少しでも支出を抑えるようにしていました。
・家賃を抑える
・交通費を抑える
・ケータイ代を抑える
・オンライン銀行を使う
まず、「家賃を抑える」という事ですが、結論から言うと、家賃は年々高くなっているので、抑えたくても抑えられない現状となっています。
しかし、ワーホリのビザの期間が長い方が、家を借りやすいので、現地到着後は、できるだけ早く、家を見つけ、問題が無ければ、最後までそこに住み続ける事と良いです。
途中で、引っ越しをしたり、家を変えたりすると、その度にお金がかかってきますので、余計な出費を抑えるためにも、できるだけ長い期間同じ場所に住み続けましょう。
次に、「交通費を抑える」という事ですが、ロンドン市内はゾーン制になっており、ゾーンごとに金額が決まっています。
しかし、マンスリーパス(月額パス)やアニュアルパス(年間パス)が存在し、割安になっています。私はアニュアルパス(年間パス)を買って、交通費を抑えていました。
ロンドン地下鉄のHPにも、アニュアルパス(年間パス)は約10ヵ月半分の金額で12か月分有効のパスが購入できるとあります。最初にまとまった金額は必要になりますが、それでも、パスさえあればそのゾーン内は乗り放題ですので、お得です。
ヨーロッパでは、正社員であっても、会社から交通費の支給は原則ありません。
交通費を抑えたい人の中には、自転車で通勤している人も居ました。
毎月の給与から交通費を粘質しなければいけません。
[参考:Transport for london]
続いて、「携帯代を抑える」ですが、これは絶対に格安ケータイ会社を利用しましょう。
大手の携帯会社も利用していた時期もありますが、格安会社でも全く問題なく利用できました。毎月£10程度で利用でき、家や職場にWi-Fiがあったので、全く問題はありませんでした。
イギリスでしたら、giffgaff(ギフガフ)という会社がおすすめです。手続きも全てオンラインで済み、SIMカードは自宅に郵送されてきます。
ワーホリで携帯代を抑えたいのであれば、日本からSIMフリーの携帯を持っていきましょう。
現地で購入もできますが、機種によっては日本語対応していない物もあるため、日本から購入して持って行くことをおすすめします。
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最後に、「オンライン銀行を使う」という事についてご説明します。
イギリスの店舗を構えた銀行は、口座を持っているだけで毎月口座維持費という費用がかかる銀行があります。
金額自体は高くはないのですが、それでも口座があるだけで、毎月お金が取られてしまいます。
また、年々口座開設が厳しくなっており、仕事が決まっていないと銀行口座が開設できなかったりします。
そこでおすすめなのが、オンライン銀行を持つことです。実際に私自身もオンライン銀行を使っており、現在もイタリアで継続して利用していますが、全く問題は生じておりません。
【オンライン銀行のメリット】
①口座開設維持費は無料(プランにより一部有料あり)
②必要書類は、パスポートと現地の滞在許可証のみ
③スマホアプリで管理できる
④現地通貨で使えるクレジットカードをゲットできる
デメリットとしては、月額の引き落とし現金額の上限が£200など多くないという点ですが、イギリスをはじめ、多くのヨーロッパ各国ではカードでの支払いが浸透していますので、現金をたくさん持ちあるからなくても問題ありません。
そのため、私も今まで月の上限金額まで引き落とした事はありません。
私が今まで使ってきて一番おすすめなのが、Revoultというオンライン銀行です。
おすすめポイントとしては、大きく2つ①日本語対応している②VISAカードがゲットできるという点です。
「①日本語対応している」という点ですが、スマホアプリが日本語に対応しており、管理を日本語で行うことができます。お金の管理ですので、やはり日本語でできると安心ですよね。
「②VISAカードがゲットできる」という点ですが、オンライン銀行の多くはマスターカードのみに対応している事が多く、中々VISAカードがゲットできません。しかし、RevoultはVISAにも対応しているため、口座開設後は、デビット機能付きのVISAクレジットカードをゲットできます。
もちろん、開設は無料、手続きに必要な書類も身分証明書のみでOKですので、仕事がまだ決まっていない方でも、直ぐに現地で使える銀行口座を持つことができます。
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旅行は少しでも得する方法を選択
ワーホリと言ったら、「旅行」ですよね!ワーホリ期間中は、旅行し放題!
イギリスに居たらヨーロッパ各国、数時間程度で行け、週末にぷらっと海外旅行ができちゃいます。
私も、割と週末は一人でもヨーロッパ各国旅行をしていました。ただし、毎回安い時期を狙って旅行をしていました。
イギリスでは、有休が日本よりも取りやすかったので、平日に旅行をした時もありました。
ヨーロッパの格安航空会社Eurowings(ユーロウィング)では、ANAのマイレージを貯めることができます!
また、交通手段の値段の比較を行うのであれば「Omio(オミオ)」というサイトがおすすめです。
Omio(オミオ)とは、ヨーロッパの鉄道・バス・飛行機・フェリーの公共交通機関を一括に検索し、時間や料金などを簡単に比較できるサイトです。
ヨーロッパ圏で35カ国以上の目的地と及び10万以上の観光ルートを網羅しているので、たいてい行きたい所は検索可能です。
Omio(オミオ)はアプリもあり、日本語にも対応しています。行先、日程を入力すれば、一番安い交通手段の検索すぐにできます。
安い時期を狙ったり、マイルを貯めたり、バス移動をしたりなど、費用を抑えて旅行する工夫をしてみましょう。
★お得情報★最後までお読みいただきありがとうございます!
ワーホリでイギリスに来てから、その後、ドイツで就職、国際結婚をして現在はイタリアに住んでおり、ヨーロッパ3か国を経験してきました。
そんなヨーロッパ生活の中で得たお得な情報を、これを最後まで読んでくださった方には、是非ご紹介しようと思います。
この情報が皆様にも役立ち、少しでも有意義なワーホリ生活を送る助けになると幸いです。
オンライン銀行
ヨーロッパでも、オンライン銀行が存在します。
国によっておすすめは変わってきますので、ご自身にあった所を利用してください。
尚、私は今まで3社のオンライン銀行を利用してきていますが、どれも開設は簡単で、身分証明書(パスポートと滞在許可証)のみでOKでした。また、手続きは全てスマホのアプリで行え、数分で終わります。
私は、もう何年もオンライン銀行のみで生活をしておりますが、全く問題はありません。ましてや、ワーホリ期間中のみの口座であれば、1~2年程度ですので、問題なく利用できるでしょう。
海外送金
ワーホリ期間中、日本の口座からお金を送金したい時があると思います。
そんな時、是非おすすめなのが、Wiseという送金システムです。ここを利用すれば、手数料が安いだけでなく、短時間で送金完了されます。1回最大100万円までの送金です。
以前95万円の送金をした際、ものの数分で着金しました。
ここ数年で、以前よりもより早く送金完了されるようになっています。もちろん、通貨によっては時間がかかる可能性はありますが、ユーロやポンドなど、よく利用されている通貨であれば、短時間ですぐに送金されます。
Wiseはなぜ安い手数料で早い着金が可能なのでしょうか。
それは、世界中から多くの人があらゆる通貨をWiseに送金しており、その中からWiseがお金を送金しているからです。文字にすると少しややこしいですね。
簡単に図にしてみました。こんなイメージです。
Wiseに世界中からあらゆる通貨が振り込まれるため、両替する必要がなく、欲しい人に欲しい通貨を渡すことができるのです。常にあらゆる通貨を所有しているので、すぐに着金させることもできます。
より詳しく仕組みを知りたい方は下記の記事を合わせてお読みください。かなり便利なので、海外に在住者は、割と多くの人が利用していると思います。
ヨーロッパで使えるポイントサイト(ポイ活)
日本では「ポイ活」という言葉が浸透しているぐらい、多くのポイントサイトがありますよね。
残念ながら、ヨーロッパには多くはありません。クレジットカードを利用してもポイントが付く事も少なく、あまりポイントでお得にという文化がありません。
それでも、私は見つけました!
ヨーロッパ(アメリカでも使えます)で使えるポイントサイト「TopCashback(トップキャッシュバック)」
TopCashback(トップキャッシュバック)は2005年にイギリスにおいて創業しました。その後、2011年にアメリカのキャッシュバックサイトを立ち上げ、現在は、世界中で6,000,000人近くの人が利用しています。もちろん、年会費・登録費は無料です。
ヨーロッパでは、イギリス版となるため、イギリス国内のお店が多くありますが、航空会社やホテル、Amazonなどイギリスに住んでいなくても利用できる会社も多く存在します。
ワーホリの人に是非使ってほしい使い方は、ヨーロッパの格安航空会社LCCも多く存在しているので、ヨーロッパ国内旅行をする際に、「TopCashback(トップキャッシュバック)」経由で予約をすれば、ポイントをゲットできます!
貯まったポイントは、イギリスの銀行口座かPaypalアカウントへ送金可能です。全て現金化で還元されます。
【更にお得情報】
ヨーロッパの格安航空会社Eurowings(ユーロウィング)では、予約時にANAのマイレージカード番号を入力してマイルを貯めることができます。
「TopCashback(トップキャッシュバック)」経由で予約すれば、ポイントもゲットでき一石二鳥です。
小さいことかもしれませんが、こういった工夫を行う事で、ちょっとした節約に繋がりますね。
帰国後の就職サポート
ワーホリに行くのを躊躇している人の中には、ワーホリ後の就職を心配する人も居るかと思います。
そんな人に、おすすめの転職サイトBeyond Border(ビヨンドボーダー)。海外経験(留学経験)が半年以上の人限定の転職サイトです。
「英語」×「海外経験」の強みをもとに活躍できる求人を外資・日系問わずIT・コンサル・メーカー・教育・ホテル/旅行業界など幅広く紹介しています。もちろん英語以外の言語も大歓迎です!
帰国後、語学力を活かして仕事に就きたい人は、登録してみるといいでしょう。もちろん、登録は無料です。
転職カウンセラーも海外経験が豊富な人が多く、海外に行ったからこその悩みなどを相談しやすい環境です。
まとめ
まず何よりも、最後の最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
私は、海外に行きたいという人を心から応援したいと思っています。
しかし、海外に行って挫折する人もたくさん見てきたため、行くのであれば、事前準備をしたり、心得をしっかり持ったうえで行ってほしいと思っています。
全ての人に「海外に行って良かった」「海外に行ったら人生が変わった」と思ってもらいたいのです。そんな思いが、この記事を通して皆様に伝わると嬉しいです。
もし、個別に相談したいこと、ご要望等ございましたら、下記のインスタアカウントからDMを送っていただくか、メールアドレスに直接ご連絡頂ければと思います。
ヨーロッパに関すること、海外に関すること、ワーホリに関すること、些細な事でも、私が対応できる限り最大限にお答えしていきます。
①Instagram:wh_italy_
②アドレス:life.in.italy.1001アットマークgmail.com
※「アットマーク」を「@」に変更してご送信ください。スパムメール対策としてあえて、この様な表記をさせて頂いております。
一人でも多くの方が、素敵で意味のある海外生活を送れますように、心から応援しております。この記事が、少しばかりでもお役に立てれば、それ以上の喜びはありません。
これが本当に最後になりますが、海外はご存知の通り、日本よりも治安が悪い所が多いです。くれぐれも、犯罪等に巻き込まれないよう、安全にお過ごしください。身の安全、健康な体が何よりも一番です。
安全で有意義なワーホリ生活・海外生活を送ってください!!