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【2023年版】イタリアの祝日|日数は何日あるの?お店は開いてるの?観光時の注意点

【2023年版】イタリアの祝日|日数は何日あるの?お店は開いてるの?観光時の注意点
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海外生活を始めると「もし、日本と海外の両方の祝日全部休めたら最高だなぁ」と一度は考えませんか。

私だけでしょうか(笑)

大使館などに勤めている方は、両方休めることもあるようですね。

ただ、一般企業に勤めている人には、難しいですので、せめて、そんな夢を頭の中だけでも叶えるべく、今回はイタリアの祝日をご紹介します。

日本でも「都民の日」「県民の日」などがあるように、イタリアの一部の州では、州の祝日が存在します。

祝日だとお店や博物館等が閉まっている可能性があります。逆に、祝日だから無料で美術館に入れたりする所もあるようです。

観光でイタリアに来る際は、事前にその日が祝日ではないかどうかチェックしておくといいです。

「中々、イタリアへ観光に行けないよ」という方は、是非、手帳にイタリアの祝日も書き込んで、頭の中で、「今日は、イタリアが休みか~」と思ってみてください。

そもそも、日本の祝日の日数は何日か知っている?

結論、日本の祝日は16日です。

【国民の祝日】について

「国民の祝日」は、国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)により、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために定められた「国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日」です。

祝日には、そんな意義があったんですよね。

カレンダーによっては、振替休日が発生する年もあるため16日よりも多くなる年があります。

ちなみに2023年は1月1日が日曜日だったため、1月2日も祝日となり、合計17日の祝日があります。

更に、2024年に関しては、振替休日のパラダイスの年で、合計で21日も祝日があります

(参照:内閣府HP

是非、皆さんは、旅行に行くなど、有意義に使ってくださいね。

世界一祝日の多い国はどこ?

祝日の話をしている気になるのが、一番祝日が多い国はどこなのか、知りたいですよね。

ベスト10をご紹介します。

日数
1 ネパール 34日
2 ミャンマー 32日
3 イラン 26日
4 スリランカ 25日
5 バングラデシュ 22日
6 エジプト 22日
7 カンボジア 21日
8 インド 21日
9 リヒテンシュタイン 20-22日
10 アルゼンチン 19日
11 レバノン 19日

年によって多少異なるようです。

一番多いネパールは、日本の2倍以上もあるんですね。平均毎月3日程度の祝日があるっていいですね。

イタリアの祝日(2023年版)

2023年のイタリアの祝日は11日です。日本より少ないんです。

Date Holiday
1/1 New Year’s Day
1/6 Epiphany
4/9 Easter Sunday
4/10 Easter Monday
4/25 Liberation Day
5/1 International Workers’ Day
6/2 Republic Day
8/15 Assumption Day
11/1 All Saints’ Day
12/8 Immaculate Conception
12/25 Christmas Day
12/26 St Stephen’s Day

参照:governo italiano

イタリアは、ご存知の通りカトリックの国ですので、必然的にキリスト教関連の祝日が多いです。

あまり日本では知られていないものもありますね。

上記の祝日は、国民の祝日ですが、その他に州ごとに定められて祝日もあります。

日本でも、「都民の日」「県民の日」などがあるのと同じような感覚です。

祝日の日の銀行・郵便局・ATMについて

ATM

祝日の時は、銀行や郵便局は基本休みです。

ATMは、外に設置されている所でしたら利用できますが、一部ドアの中に設置されている所があり、その場合、ドアが閉まっていると利用できません。

もし、最寄りのATMが利用できなくても、割と色々な場所に設置されていますので、他を探してみると良いです。

ただし、手数料などの規定がある場合は、祝日だと高くなる事もあるようですので、ご自身の銀行や郵便局に確認しておくといいでしょう。

 

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祝日の日の病院について

病院

土日祝日は、病院の外来受付はお休みです。

イタリアの病院には、「CUP」と呼ばれる予約窓口がありますが、こちらも祝日は休みです。

かかりつけ医も、恐らく祝日は休みであることが多いと思います。

緊急の場合は、病院に救急外来がありますので、そちらに行くようにしてください。

救急車で行かなくても、個人で行っても、きちんと対応してくれますのでご安心ください。

薬局

薬局は、通常日曜祝日は休みですが、大きい街などには無人の薬局がある事があります。

そこは24時間開いていますので、緊急で薬が欲しい場合は、24時間薬局を探してみて下さい。

ただ、品数が少ない事が予想されますので、必ず手に入るとは限りません。

祝日の日のお店について

お店

お店は、概ね開いています

小さい街の店舗などは閉まっていたりしますが、中心部やショッピングセンターは開いていますので、祝日家族と出かけたりすることは可能です。

レストラン・バーも祝日も開いています。

イタリアは、日曜日もお店は開いていますので、観光できた場合も、困ることは無いと思います。

豆知識として、ドイツは日曜日、スーパーも休みであるため、割と困った記憶があります。

イタリアの長期休暇について

イースター(3月or4月)

イースター

イースターは、キリストの復活祭で、ここ最近は日本でも浸透してきていますよね。

「復活祭」とは、イエス・キリストが復活したことを祝うお祭りで、クリスマスと同じくらい重要なんです。

イースターは、決まった日があるのではなく、「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」と決められているので、毎年日が変わりますが、3月か4月です。

休みは3、4日程度で、家族と過ごす事が多いです。

イタリアでは、生命や復活の象徴とされる「卵」を食べたり、卵型のチョコレートを食べたりすることが多いです。

 

夏休み(8月)

イタリアの夏休み

イタリアの夏休みは8月で、長い人は1か月休んだりします。

短くても2週間は休む人が多いと思われます。

会社自体が2週間休みで、それに有休を1.2週間くっつける、という感じです。

そして、みんなビーチへ行きます。

夏休み期間は、ビーチのホテルは満室になるので、値段も高くなるため、早めに予約をしておくといいです。

年末年始(12月-1月)

日本では、年末年始の休みは重要ですが、イタリアではクリスマスが過ぎれば、そんなに重要ではありません

さすがに1月1日は休みですが、2日から働きます。(カレンダーによります)

子どもの保育園も12月31日と1月1日のみ休みだったりするので、普通の週末といった感じです。

ただ、1月6日がEpiphany(エピファニー)と呼ばれるカトリックの祝日になります。

その日は、「神がイエスキリストの姿で現れた事を祝う日」です。

クリスマスからのEpiphany(エピファニー)までが、ホリデー期間とされており、クリスマスツリーもこの日まで飾られています。

クリスマスツリー

日本だと、25日のクリスマスが過ぎると、すぐにお正月の飾りに変わりますが、イタリアでは、1/6までクリスマスツリーが飾られています。

まとめ

イタリアの祝日の日数は11日(カレンダーにより多少前後します)です

カトリックの国なので、祝日もそれにちなんだものが多いです。

日本は16日なので、イタリアの方が少ないですが、夏休みを長くとったり、有休も1年で28日付与されるため、1年を通してみると、イタリアの方が休みが多いです。

また、観光地であれば、祝日でもお店は開いているので、大丈夫です。

尚、美術館など、一部日曜祝日が閉館の所があるようですので、旅行中に祝日が被る日がある場合は、事前に調べておく事をおすすめします。