妊娠&出産&子育て PR

イタリアでの予防接種

記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

イタリアでも日本同様に予防接種があります。

予防接種の内容は日本とあまり変わらない感じですが、1回に行う種類が異なります。

今回は、イタリアでの予防接種の流れをご紹介します。

 

予防接種の予約方法

一番最初の予防接種の案内は、自宅に保健所から手紙が届きます

そこに、すでに「場所・日時・接種するワクチンの内容」が記載されています。

親の同意書もありますので、事前に記載した上で行くとスムーズです。

 

時間も細かく記載されていますが、少し早めに行って、前の人がまだ来ていないと先に行ってくれます。

実際の予約時間は「9:20」でしたが9時ぐらいに着きました。

ワクチン接種の部屋の前で、看護婦さんが5、6人の名前を呼んでいましたが、来ていない人が多かったため、「あなた居るから先良いわよ」と言われ、予定時間よりも早く受けれました。

ベビーカーで行きましたが、ワクチン接種の部屋に入る前に、赤ちゃんをベビーカーから降ろして、連れてくるよう言われました。

 

部屋にはお医者さんと看護婦さんが1名ずつおり、ワクチン接種終了後に次回の予約票をくれました。

基本的に、同じ場所で受け続けることができるので、ありがたいですね。

予防接種の予約は、最初は自分で行う必要はありません。

その後も、お医者さんが予約票をくれるので、その日時に行けば大丈夫です。

ただ、子供が大きくなって、頻繁に予防接種をしなくなったら、自分で電話をして予約する必要があるようです。

赤ちゃんのうちは、毎月のように予防接種があったりするので、予約をしてくれているみたいです。

 

最初の予防接種

先に記載した通り、最初の予防接種のお知らせは保健所から手紙で届きます。

うちの子は、約2ヶ月半の時が最初の予防接種でした

最初の予防接種は8種類のワクチンを同時に打ちます。

日本でも3種混合とか4種混合というのは聞いた事がありますが、同時に8種類のワクチンを打つ、というのは聞いた事がありませんでしたので、驚きました。

1つは、口から飲むタイプ・他は足に2箇所(左右)注射をしました。

 

8種類のワクチンの内容は下記の通りです。

①ポリオ
②破傷風
③ジブテリア
④百日せき
⑤インフルエンザB型
⑥B型肺炎
⑦小児肺炎
⑧ロタウイルス

当日は、午前9時ごろに接種をしてすぐに家に帰りました。

午後になって、いつもとは少し違う印象を受ける感じで泣き始めました。

17:30に熱を測ると37.5あり、薬を飲ませてみました。

熱が出た際は、「TACHIPIRINA」という薬が良いとお医者さんに言われました。

まだ2ヶ月半でしたの、薬は飲めませんが、スポイトで口に液体を入れるタイプの物を買っておいてよかったです。

体重によって何滴飲ませるか、説明書に書いてあります。

2ヶ月半で約5kgぐらいだったので13滴口に垂らしました。

薬局で€5(約650円)ぐらいで買えたと思います。

 

イタリアに母子手帳はあるの?

イタリアに母子手帳はありません。

その代わり、毎回ワクチン接種証明書(簡単なものですが)をもらえますので、それを保管しています。

日本人であれば、ミラノ領事館(ローマ大使館でも同じかと思います)から母子手帳がもらえます。

私は、そこにワクチン接種日など記載しています。

↑ミラノ領事館でもらった母子手帳(かわいいですよね)

 

日本のように、1冊で子供の成長記録がつけられるのはとっても便利だと思います。

イタリアでは毎回「紙」をもらう事になるので、ちゃんとファイリングしていないと無くしたり捨てちゃったりする可能性があります。