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赤ちゃんのパスポート

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海外に住んでいると、自国に住んでいるときよりも飛行機に乗る機会が増えますよね。

だって、おじいちゃんおばあちゃんに孫を会わせたいですもんね。

私たち夫婦は、パパはアルバニア人、ママは日本人、居住地はイタリアなので、最低でも毎年1回は飛行機に乗ります。

そして、ついに赤ちゃんも、イースターの時に飛行機に乗ることになりました。

クリスチャンにとってイースターは、クリスマス並みに重要なイベントの一つだそうです。

 

そこで、今回は、海外で産まれた赤ちゃんのパスポート申請&取得についてご紹介します。

恐らくどこの国でも、同じような流れだと思いますが、私はイタリアに住んでいますので、イタリアのミラノにある日本総領事館の申請方法&取得について書きます。

詳細については、お住いの国の日本大使館または領事館のHPを参照してください。

 

必要書類

今回は、新生児赤ちゃんの初めてのパスポート申請について書きます。

更新の場合は必要書類が異なるようですので、ご注意ください。

 

在ミラノ日本総領事館のHPに必要書類の記載はあります。

①旅券発給申請書 1通(当館備え付け)

②最後に取得したパスポート(有効期限が過ぎてしまった方のみ)

③申請用の写真

④戸籍謄(抄)本 1通(原本、申請日から遡及して6ヵ月以内に発行されたもの)

※こちらは日本の役所発行の物が必要になりますので、日本から取り寄せなくてはいけません。

⑤他国政府の発行した有効なパスポートまたは出生証明書(重国籍者のみ)

私の子どもはイタリアで生まれましたが、イタリアでは18歳になるで、両親がイタリア人でない場合は、イタリアの国籍が取得できません。

そのため、私の子どもは、18歳までは日本人として生きていこう!と決めました(笑)

 

パパはアルバニア人なので、アルバニア人として生きていくことも可能ですが、アルバニアのパスポートでは、残念ながら日本に来るとき、観光ビザの申請が必要になってしまい、少し手間がかかってしまうんです。

また、日本のパスポートは世界一位強い(色々な国に行きやすい)ので、日本国籍を取得することにしました。

 

18歳になったとき、イタリアの国籍を取得するのか、日本の国籍を維持するのか本人に決めてもらおうと思います。どうなるのかな?

 

必要書類の⑤に「重国籍者のみ」との記載がありましたが、私の子どもは「重国籍ではない」ので、念のため在ミラノ日本総領事館に確認をしました。

いつもすぐにメールの返信をしてくれるんです。ありがたいですね。

そうしたら、「必要書類は下記の3点をお持ちください」との事でした。

①6か月以内に発行された戸籍謄本 オリジナル1通

②証明写真 1葉

③イタリア市役所発行の出生証明書(CERTIFICATO DI NASCITA)やイタリア保険カード(TESSERA SANITARIA) オリジナル

イタリアで出生届を役所に出すと、約1か月~1か月半程度で自宅に保険カード(tesssera sanitaria)が送られてきます。

申請当時は、コロナ渦で日本の郵便局の海外郵便がほぼ機能していない時でした。

郵便局確認したところ

「船便しかなく通常でも3か月程度かかるので、コロナの今はいつ着くかわからい」

との事でした。

でも、日本の役所発行の戸籍謄本が必要だったので、この時は、国際郵便のDHLを使いました。

国際郵便【DHL】海外に住んでいると、日本の家族から送りものがあったり、必要書類を送ってもらったり、何かと国際郵便を使う機会があると思います。 ...

海外に住んでいると、思い立ったらすぐ行動しておかないと、何かと時間がかかりますよね。

赤ちゃんの証明写真

うちの子は、首が座らない時に証明写真が必要でした。

そのため、証明写真の機会では撮れないので、家で白いシーツの上に赤ちゃんを置いて、写真を撮って、それを写真屋さんに送って、パスポートサイズに印刷してもらいました。

写真を撮るのも、一苦労で、赤ちゃんが笑っちゃったり、動いたりして何枚もとりました。

幸い、家の近くに写真屋さんがあり、WhatsAppで撮った写真を送って、印刷してもらいました。

 

海外に住むとなると、WhatsAppを持っておいた方が便利です。ほぼ、全員が持っているアプリです。

日本でいうLINEのような、無料のメッセージアプリです。

 

印刷代は、パスポートサイズの写真4枚で€10(約1300円)でした。

赤ちゃんの写真が思ったよりも、簡単にすぐに手に入って良かったです。

申請&取得方法

在ミラノ日本総領事館では、事前にメールにて訪問日を予約します。

必要申請書類を持って、当日領事館へ行けばOKです。

あと、12歳以下の場合は、5年パスポートで申請料は€50になりますので、現金で€50を持って行けば完璧です。

現金のみですので、ご注意を。クレジットカードなどのカードでは支払いはできません。

領事館のHPには、発行まで2日程度かかるとあったので、後日改めて伺うつもりでいたのですが、ミラノ市内に住んでいない人は、当日発行対応してくれるとの事でした。

ミラノって、実は「ミラノ県」があって、その中に「ミラノ市」があるんです。

私は「ミラノ県」には住んでいますが、「ミラノ市」ではなく別の市に住んでいるので、当日発行対応してくれたんですね。

在ミラノ日本総領事館は、イタリアの北(ローマより北)が範囲ですので、もっと遠くから来る方もいますもんね。

もう、ありがたい限りです。

赤ちゃんを連れて移動するのは、オムツやおもちゃなど持って行かなきゃだし、何かと大変ですからね。

パスポート申請のみでしたら、赤ちゃんがいなくても大丈夫なのですが、取得(もらう時)には、本人確認のため、赤ちゃんでも本人が居なきゃいけないんです。

今回、午前11時に領事館へ行き、申請をして、当日の午後3時に発行してもらいました。

当日は、パパに育児休暇を1日取ってもらい、車で行ったので、オムツ替えなどは車の中で行えたので、良かったです。

事前確認

海外での出産は初めてだったため、領事館へは出生届についての質問、パスポート申請について質問など、たくさんメールで質問をさせて頂きました。

毎回、すぐに返信をくださるので大変助かりました。

領事館の近くに住んでいない方は、必ず事前に確認をしておくといいです。

必要なものがなくて、申請できない、なんて事になると困りますもんね。

もし、また子供が生まれても、今回の経験があるので次回以降はもっとスムーズにできると思います。